映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVDの発売を記念して、Blu-ray豪華版(2枚組)に収録される豪華キャストのメイキング映像を一部特別解禁いたします!
★突然のアクシデントに菅田将暉、奥平大兼、窪田正孝が大興奮!?Blu-ray豪華版(2枚組)に収録されるメイキング映像を一部公開!
Blu-ray&DVDの発売を記念して、Blu-ray豪華版(2枚組)の特典に収録されるメイキング映像の一部を特別公開!
撮影中、まさかの雪! 突然のアクシデントに現場は騒然──しかし現場に居合わせた菅田将暉、奥平大兼、窪田正孝の3人は大興奮! 降りしきる雪を見上げながら繰り広げられる“晴れ男論争”が見られるのはここだけ……! カメラの前とはひと味違う素のリアクションを完全収録しています!
そのほか、緊張感漂うシリアスな撮影風景から、笑いの絶えない現場の裏側まで、あらゆる表情を記録した充実の映像。そして、黒沢清監督や豪華キャストの貴重なインタビュー映像では、作品に込められた想いや裏話がたっぷりと語られる。見応え抜群、心揺さぶる特典映像をぜひご堪能ください!
★ファン必見!超豪華特典が詰まった永久保存版!
圧巻165分におよぶ特典ディスクでは、メイキング映像に加え、舞台挨拶集(ジャパンプレミア・公開記念舞台挨拶・菅田将暉×黒沢清監督 受賞記念トークショー・佐野(奥平大兼)の正体に迫る!考察トークイベント)、予告集など、ここでしか観ることができない激レア映像をたっぷりと収録。
特製ブックレット(40P)では、黒沢清監督による1万字超の映画講義(釜山映画祭)や、豪華キャストの素顔を捉えた初公開写真を10P以上掲載! そのほか、初公開カットを使用した豪華キャストのポストカード6枚セットも封入。全体のデザインを担当した大島依提亜氏によるこだわりのアートワークにも注目!
☁Blu-ray&DVDのご予約はこちらから👇
映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVD
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『Cloud クラウド』商品情報
■発売日:2025 年 4 月 25 日(金)
■希望小売価格
・Blu-ray 豪華版(2 枚組):8,800 円(税込)
・DVD 通常版:4,400 円(税込)
※バリアフリー対応となります。
■Blu-ray 豪華版(2 枚組)特典
〇映像特典(165分)
・メイキング映像
・舞台挨拶集(ジャパンプレミア、公開記念舞台挨拶、菅田将暉×黒沢清監督 受賞記念トークショー、佐野(奥平大兼)の正体に迫る!考察トークイベント)
・予告集(本予告15秒/30秒/60秒ver、特報)
※特典ディスクは DVD となります。
〇封入特典
・特製ブックレット(40P)
・ポストカード6枚セット
〇特典仕様
・三方背ケース
・ピクチャーディスク
■DVD 通常版特典
〇映像特典:予告編 〇特典仕様:ピクチャーディスク
※仕様、特典、価格等は都合により予告なく変更となる場合がございます。
※レンタル DVD は 4/16(水)先行リリース
発売元:日活株式会社
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
©2024 「Cloud」 製作委員会
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映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVDの発売を記念して、大阪で衣裳・パネル展を開催いたします!
Blu-ray&DVD発売記念!衣装・パネル展の開催が決定✨
菅田将暉さん・古川琴音さん・奥平大兼さん・岡山天音さん・荒川良々さん・窪田正孝さんの着用衣装の展示、劇中写真を使用した各種パネルを展示いたします!
【日程】2025年4月27日(日)~5月6日(火)
【場所】Joshin日本橋店ディスクピア(大阪)
〒556-0005 大阪府大阪市浪速区 日本橋5-9-5
※開催時間は店舗の開店および閉店時間に準じております。
※店舗へのお問い合わせはご遠慮いただきますようお願いいたします。
※展示期間は店舗都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
【ご来店いただくお客様へのお願い】
・店内は混雑状況により、入場制限させていただく場合がございます。
・展示物にはお手を触れないようにお願いいたします。
・整列、待機列の形成についてはスタッフの指示に従っていただきますようお願いします。
・店舗周辺での深夜早朝の泊り込み等の行為は周辺住民の皆様や他のお客様の迷惑となりますので、固く禁止させていただきます。
・その他、会期中の事故、混乱防止のため施設・店舗のご案内に従っていただけますようお願いいたします。
Blu-ray&DVD購入者特典として、抽選でパネルのプレゼントも🎁
『Cloud クラウド』の世界観をぜひお楽しみください☁
期間内、たくさんのご来場をお待ちしております。
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映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVD
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『Cloud クラウド』商品情報
■発売日:2025 年 4 月 25 日(金)
■希望小売価格
・Blu-ray 豪華版(2 枚組):8,800 円(税込)
・DVD 通常版:4,400 円(税込)
※バリアフリー対応となります。
■Blu-ray 豪華版(2 枚組)特典
〇映像特典(165分)
・メイキング映像
・舞台挨拶集(ジャパンプレミア、公開記念舞台挨拶、菅田将暉×黒沢清監督 受賞記念トークショー、佐野(奥平大兼)の正体に迫る!考察トークイベント)
・予告集(本予告15秒/30秒/60秒ver、特報)
※特典ディスクは DVD となります。
〇封入特典
・特製ブックレット(40P)
・ポストカード6枚セット
〇特典仕様
・三方背ケース
・ピクチャーディスク
■DVD 通常版特典
〇映像特典:予告編 〇特典仕様:ピクチャーディスク
※仕様、特典、価格等は都合により予告なく変更となる場合がございます。
※レンタル DVD は 4/16(水)先行リリース
発売元:日活株式会社
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
©2024 「Cloud」 製作委員会
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4月25日(金)発売の映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVDの法人デザインを初解禁いたします!
法人別のオリジナル特典を解禁!詳細は画像をチェック!
●Amazon
・ポストカード&ステッカー&うちわ(BD豪華版のみ)
・L判ブロマイド
●楽天ブックス
・2L判ブロマイド 6枚セット
●上新電機
・A6ステッカー
●TopCoat Online Shop
・菅田将暉 生写真
●MAILIVIS
・奥平大兼、窪田正孝 ポストカード
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映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVD

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『Cloud クラウド』商品情報
■発売日:2025 年 4 月 25 日(金)
■希望小売価格
・Blu-ray 豪華版(2 枚組):8,800 円(税込)
・DVD 通常版:4,400 円(税込)
※バリアフリー対応となります。
■Blu-ray 豪華版(2 枚組)特典
〇映像特典(165分)
・メイキング映像
・舞台挨拶集(ジャパンプレミア、公開記念舞台挨拶、菅田将暉×黒沢清監督 受賞記念トークショー、佐野(奥平大兼)の正体に迫る!考察トークイベント)
・予告集(本予告15秒/30秒/60秒ver、特報)
※特典ディスクは DVD となります。
〇封入特典
・特製ブックレット(40P)
・ポストカード6枚セット
〇特典仕様
・三方背ケース
・ピクチャーディスク
■DVD 通常版特典
〇映像特典:予告編 〇特典仕様:ピクチャーディスク
※仕様、特典、価格等は都合により予告なく変更となる場合がございます。
※レンタル DVD は 4/16(水)先行リリース
発売元:日活株式会社
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
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4月25日(金)発売の映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVDのデザインを初解禁いたします!
Blu-ray豪華版には、メイキング映像や舞台挨拶などを収録した特典映像、釜山映画祭での黒沢監督の映画講義をはじめとする映画祭の記録や豪華キャストの未公開写真を収めた特製ブックレット(40P)、ポストカード6枚セットなど、貴重な特典が満載!
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映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVD


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『Cloud クラウド』商品情報
■発売日:2025 年 4 月 25 日(金)
■希望小売価格
・Blu-ray 豪華版(2 枚組):8,800 円(税込)
・DVD 通常版:4,400 円(税込)
※バリアフリー対応となります。
■Blu-ray 豪華版(2 枚組)特典
〇映像特典(165分)
・メイキング映像
・舞台挨拶集(ジャパンプレミア、公開記念舞台挨拶、菅田将暉×黒沢清監督 受賞記念トークショー、佐野(奥平大兼)の正体に迫る!考察トークイベント)
・予告集(本予告15秒/30秒/60秒ver、特報)
※特典ディスクは DVD となります。
〇封入特典
・特製ブックレット(40P)
・ポストカード6枚セット
〇特典仕様
・三方背ケース
・ピクチャーディスク
■DVD 通常版特典
〇映像特典:予告編 〇特典仕様:ピクチャーディスク
※仕様、特典、価格等は都合により予告なく変更となる場合がございます。
※レンタル DVD は 4/16(水)先行リリース
発売元:日活株式会社
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
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映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVDの発売が4月25日(金)に決定いたしました。
Blu-ray 豪華版(2 枚組)には作品をより深く掘り下げることができる貴重な特典が満載!
■未公開のメイキング映像や豪華キャストによる舞台挨拶の様子などを収録した
プレミアム特典 DVD 付き!
メイキング映像では、Blu-ray 豪華版でしか観ることができない貴重な舞台裏やキャスト
のインタビュー映像をたっぷりと収録。黒沢監督の映画術が垣間見える、貴重な撮影現場
の映像やキャストとのやりとりなど多数収録。さらに、ジャパンプレミア、公開記念舞台挨
拶、菅田将暉×黒沢清監督の受賞記念トークショー、佐野(奥平大兼)の正体に迫る!考察
トークイベントなど、ファン待望のイベント映像も完全網羅!予告集も含めた豪華特典と
なっております。
■特製ブックレットやオリジナルのポストカードセットを封入!
第 29 回釜山国際映画祭で<アジアン・フィルム・メーカー・オブ・ザ・イヤー賞>を受賞した黒沢清監督。そのマスタークラス(映画講義)で語られた貴重なトークの書き起こしをはじめとする映画祭の記録、さらには豪華キャストの未公開写真をたっぷりと収めた特製ブックレット付き!加えて、オリジナルポストカードセットも封入。映画ファン必見の豪華アイテムとなっております。
■アートディレクター・大島依提亜による珠玉のアートワーク
映画『パターソン』『万引き家族』『ミッドサマー』等数々の話題となった映画アートワークを手掛ける大島依提亜が『Cloud クラウド』のメインビジュアル、パンフレット等に引き続き、今回の Blu-ray&DVD のデザインも担当いたします。Bluray 豪華版では、三方背ケースやブックレットなど、映画の余韻を楽しめるような特別感あふれるデザインが満載。手元に
残しておきたいコレクターズアイテムとなっております!
☁商品ページ 映画『Cloud クラウド』Blu-ray&DVD
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『Cloud クラウド』商品情報
■発売日:2025 年 4 月 25 日(金)
■希望小売価格
・Blu-ray 豪華版(2 枚組):8,800 円(税込)
・DVD 通常版:4,400 円(税込)
※バリアフリー対応となります。
■Blu-ray 豪華版(2 枚組)特典
〇映像特典
・メイキング映像
・舞台挨拶集(ジャパンプレミア、公開記念舞台挨拶、菅田将暉×黒沢清監督 受賞記念トークショー、佐野(奥平大兼)の
正体に迫る!考察トークイベント)
・予告集
※特典ディスクは DVD となります。
〇封入特典
・特製ブックレット
・ポストカードセット
〇特典仕様
・三方背ケース
・ピクチャーディスク
■DVD 通常版特典
〇映像特典:予告編 〇特典仕様:ピクチャーディスク
※仕様、特典、価格等は都合により予告なく変更となる場合がございます。
※レンタル DVD は 4/16(水)先行リリース
発売元:日活株式会社
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
©2024 「Cloud」 製作委員会
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メイキング風景👇





『Cloud クラウド』配信情報です!劇場で観た方も見逃した方もこの機会に是非ご覧ください。
配信サービス:Prime Video
配信開始日:2024年12月27日(金)0:00より
配信サイト:https://www.amazon.co.jp/primevideo
※Amazon、Prime Video 及びこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc. 又はその関連会社の商標です。視聴にはAmazonプライム会員の登録が必要です。
※配信予定は予告なく変更になる場合がございます。
#PrimeVideo #プライムビデオ
#菅田将暉 #古川琴音 #奥平大兼 #岡山天音 #荒川良々 #窪田正孝 #黒沢清 #映画クラウド
#サスペンス #スリラー #ヴェネチア国際映画祭 #トロント国際映画祭 #釜山国際映画祭




Shinjuku Piccadilly to screen Cloud with English subtitles
映画『Cloud クラウド』の英語字幕付き上映が、新宿ピカデリーで決定しました!
DATE:from November 22 to 28
期間:11/22(金)~11/28(木)
Theater:Shinjuku Piccadilly
(5 min walk from JR Shinjuku station
1 min walk from Exit B7 at Shinjuku 3-chome subway stations)
劇場:新宿ピカデリー
Shinjuku Piccadilly, operated by Shochiku Multiplex Theatres, will screen film Cloud by Kiyoshi Kurosawa with English subtitles from November 22, 2024. Starring acclaimed Japanese actor Masaki Suda as Yoshii, alongside an outstanding ensemble cast featuring Kotone Furukawa, Daiken Okudaira, and Masataka Kubota, this film pulls you into a world of intrigue and suspense. Directed by Kiyoshi Kurosawa—winner of the Silver Lion at the Venice Film Festival for Wife of a Spy—the story masterfully shifts from a chilling suspense thriller in the first half to explosive, gritty gun action in the second, blending genres with captivating intensity. With a charged atmosphere, eerie visuals, and unexpected twists, this film promises an unforgettable cinematic experience.
Story
Ryōsuke Yoshii works in a small factory and sidelines as a reseller
under the alias “Ratel,” flipping anything from medical devices to
handbags for profit. Taught by his old classmate Muraoka, Yoshii
rejects a lucrative offer from him and instead focuses on his own
schemes, trusting only his growing bank balance. After turning
down a promotion, he quits, rents a lakeside house, and starts a
new life with his girlfriend Akiko. With local youth Sano assisting
him, Yoshii’s business flourishes—until disturbing incidents start to
occur. A mounting wave of animosity eventually escalates into a
mob targeting Yoshii, shattering his once steady life. (Running
time:123mins)
Tickets can be purchased from 3 days prior to each showing at the theater or website below:
https://www.smt-cinema.com/sp/site/shinjuku/ * Shinjuku Piccadilly website only available in Japanese
11月1日(金)からスタートするテアトル新宿での公開を記念し、絶賛公開中の映画『Cloud クラウド』の黒沢清監督と、監督が信頼を寄せる俳優・吉岡睦雄さんゲストのトークイベントの開催が決定!!
黒沢清監督が今年発表し、ベルリン国際映画祭にも招待された『Chime』で主演を務め、最新作『Cloud クラウド』でも、主人公・吉井を襲う狂気の集団に、もっとも“ゲーム”感覚で参加する男・矢部を演じた吉岡睦雄さんと、黒沢監督のふたりの貴重なトークイベントです。ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。
〜イベント概要〜
【日時】 11月9日(土) 15:50回 上映後 トークイベント
【会場】 テアトル新宿(新宿区新宿 3-14-20 新宿テアトルビル B1F)
【ゲスト(予定)】 黒沢清監督、吉岡睦雄さん
【チケットご購入について】
新宿テアトル劇場 システムにて販売
《PC・スマートフォン》 11月7日(木)0:00PM ~(=11月6日(水)24:00)
《劇場窓口》 11月7日(木)劇場オープン時刻~
【料金】通常料金 ※ムビチケ&割引各種使用可能 ※無料鑑賞&ポイント鑑賞不可


【その他ご鑑賞についての注意事項】
※特別興行の為、ポイント鑑賞及び招待券は、ご利用いただけません。
※全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※いかなる場合においてもイベント中の途中入場は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
※インターネット・オークションへの出品その他の転売目的での入場券の購入及び転売はお断りします。
※営利を目的として転売された入場券及びインターネットを通じて転売された入場券は無効とし、当該入場券による御入場はお断りします。
※イベントの予定は、急遽変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※車いすでのご鑑賞をご希望されるお客様は座席指定券の購入後、劇場までご連絡ください。車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数やイベント実施内容によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。
この度、『Cloud クラウド』で菅⽥将暉さん演じる吉井にバイトとして雇われる謎のアシスタント“佐野”を演じた奥平⼤兼さんとともに、聞き⼿に映画感想TikTokerしんのすけさんを迎えて、“佐野”という役を深堀するトークイベントを開催いたしました︕

本作が撮影されるにあたって俳優の皆さんに配布されたのが、各登場⼈物の裏設定が書かれた資料。通常、⿊沢監督はこうした資料をつくることはなく、今回の資料に関しては助監督が作成されたそうで「読むかどうかは役者に委ねる」というスタンスの上で、黒沢監督が作成・配布にOKを出したという資料だそうですが、奥平さんは⿊沢監督から「できるだけ読まないで」と直接⾔われたとか。「佐野は謎だらけの役で『何を基準に演じればいいんだろう︖』という疑問が台本を最初に読んだ時からずっとありました。⿊沢さんに初めてお会いする時は、役柄についてたくさん聞こうと思っていたんですけど『設定資料はできるだけ読まないで』と⾔われて、⿃肌が⽌まらなかったです(笑)。僕は出演陣の中でも⼀番若⼿で『頑張らなきゃ︕』という気持ちもある中、不安しかなかったです」と当時の⼼境を明かすも、現場で奥平さんから役柄について⿊沢監督に細かく質問をすることもなかったようです。「今回の⿊沢監督の演出は、いままで全然違って、すごく楽しかったんです。⿊沢監督に現場で何を⾔われるのか︖楽しみに待っていたところがあって、たしかに現場でこちらから役について質問したことはなかったかもしれません」と、役者から愛される⿊沢清監督の演出について話してくださいました。

⿊沢監督から驚きの指⽰をされたというエピソードでは、⻑回しで撮影された、佐野が菅⽥さん演じる吉井のパソコンを勝⼿に触ったことが露⾒するというシーンで、なんと奥平さんは「前⽇に⿊沢さんから『菅⽥将暉を超えてください』と言われたんです…。芝居を始めてまだ4年⽬の⼈間が、世界の⿊沢清監督に⾔われる――あれは⼀⽣忘れないと思います。ビビり散らかしていましたね(苦笑)」と当時の心境を振り返りながら語ってくれました。⿊沢監督がそのように⾔った理由について、奥平さんは「あの辺りから、佐野の存在がより謎になってくるんですよね。最初はただのバイトだったのに『なんだこいつ︖』いう感じが、際⽴っていくんです」と佐野の謎がどんどん深まっていく重要なシーンだったからではないかと考察しているそう。
そして、海外の映画祭で本作が上映される際にドッと笑いが起きていたという、佐野の「アシスタントですから」というセリフについて、「あの回答⾃体が、聞かれた質問の答えにはなってないんですよね(笑)。でも佐野は真⾯⽬に⾔っているんです。そこに不気味さがあるし、『何考えてるんだ︖』というのが引き⽴てられるセリフだと思います」と語りました。
そして、この⽇の観客の皆さんに対し奥平さん自ら、本作を⾒て「怖さ」と「笑い」のどちらを強く感じたかを質問するという場面も。客席は「怖い」と感じたという⼈が多数を占めつつ、「笑い」を感じたという観客も⼀定数⾒られた結果に奥平さんは「この結果がすごいなと思います。なんで全く違うこの要素で、こんなふうに⼆分化されるのか︖そこがこの映画の⾯⽩さでもあると思います」と⿊沢監督がつくりだした独特の奇妙な世界観、鑑賞後感に改めて驚いていました。ちなみに、⿊沢監督は海外メディアからの取材に対し、佐野について「悪魔(メフィスト)のような存在だと思ってもらっていい」と⾔明していますが、奥平さんはそのことについて、「(現場で⿊沢監督から)直接、そう⾔われたかは覚えてない」と語りつつも「演出や台本、物語の進⾏を⾒ていて、悪魔的な⽴ち位置というか、吉井を(地獄の)渦の中に連れこもうとしている節があるのは感じていました。でも(吉井の)味⽅でもあって……」と回答され、演じる上で“悪魔”ということを意識したかを尋ねられると「全くなかったです。もちろん、佐野がどう⾒られるかは⼤事なんですけど、正直なところそれどころじゃなかったです。佐野が何をしたいのか︖吉井をどのように導くのか――︖ 佐野としての⽬的しか考えてなかったですし、⿊沢監督の演出もあって、それが結果的に悪魔の象徴のような役になったのかなと思います」とふり返っていました。
また劇中の松重豊さんと奥平さんの共演シーンに関しても、先述の菅⽥さんとのシーンと同様に⿊沢監督から奥平さんに「松重豊と対等の存在感を出すように」という“圧”(︕)が掛けられたというエピソードも飛び出しました。奥平さんは「どうしたら松重さんの貫禄に抗えるんだろう︖ とすごく考えましたが、リラックスして『3 ⽇に⼀度くらい、こういうことってあるよな』という感覚でなんとか乗りきました」と独特の対処法を明かしてくれました。

銃撃シーンも⾮常に印象的な本作。⿊沢監督は、あえて銃撃戦を「カッコよく描かないよう」に腐⼼しており、奥平さんも「カッコつけないでください」と⾔われたそうです。その⼀⽅で、佐野はノールックで相⼿を撃つなど、銃の扱いにも慣れた様⼦を⾒せなくてはならなかったと苦労を語り、「スマートに銃が扱えるようにということで、とりあえず⼿に慣れたほうがいいなと思い、家の中でずっと持っていました。本当は、外でも隠して持っていたかったんですけど、さすがにそれは良くないなと(笑)家の中だけでずっと持っていて、おかげで、⽚⼿でいろんな動きができるようになりました。ライフルも弾を押し出す動作があって、それはかなり練習して⾃信もありましたし⿊沢監督からも『うまくできていましたよ』と⾔ってもらいました」と笑顔で振り返っていました。
銃の扱いや描き⽅に関してこだわりが強いことで知られる⿊沢監督。奥平さんはそんな⿊沢監督の気質や好みをよく知る現場の制作スタッフから「現場でコソコソっと『ちょっと(銃を)斜めに持ったら、⿊沢監督が喜ぶと思うよ』と教えていただきました。完成した映像を⾒て、何気ないけれど良く映っていることが確認できて嬉しかったです」と満⾜そうに語る場⾯も。
ちなみに、気に入っている佐野のセリフやシーンを尋ねられた奥平さんは、クライマックスシーンでの佐野の「吉井さん、凄いですね︕」をというセリフを挙げて、「佐野史上⼀番嬉しかったんじゃないかってくらい、嬉しそうに演じました」と語り、その後、佐野や吉井が繰り広げる会話についても「こういった極限状況では、⼈間ってこうなるのかもしれないと考えさせられました」と語りました。
そしてトークイベントの最後に奥平さんは「僕⾃⾝、佐野のバックグランドについて知らないまま演じましたが、映画的な役割や⽬の前の⽬的にフォーカスをあてることで、役ってこんなに⾯⽩くなるんだと教えてもらったのがこの映画でした。佐野以外にも、荒川良々さんが演じた役もめちゃくちゃ⾯⽩かったし、細部まで魅⼒的で、⾯⽩さを⾒出せるところがたくさんある映画だと思います。何年か後、10年後でもいいですし、2回、3回、4回と何回も⾒ていただけると嬉しいです」と本作への思いを熱く語り、会場は温かい拍⼿に包まれて終了しました。
この度、第29回釜⼭国際映画祭にて、<アジアン・フィルム・メーカー・オブ・ザ・イヤー賞>を受賞した⿊沢清監督をお祝いすべく、主演の菅⽥将暉さんも駆けつけた受賞記念トークイベントを開催︕公開後の今だからこそ話せる裏話盛りだくさんのトークを繰り広げました。

<アジアン・フィルム・メーカー・オブ・ザ・イヤー賞>は、その年のアジア映画産業に⼤きく貢献した⼈物を表彰するもので、過去には是枝裕和監督や⾳楽家の坂本⿓⼀⽒も受賞した賞。菅⽥さんは冒頭の挨拶で「⿊沢監督、おめでとうございます。世界中にファンの⽅がたくさんいて、今更かもしれませんけど、すごく嬉しい気持ちです」と祝福。その⼀⾔に⿊沢監督は「がんばりました」と笑顔で応えた。つづけて、釜⼭国際映画祭での思い出として、映画『新感染』シリーズや、菅⽥さんも出演したNetflixドラマ「寄⽣獣 -ザ・グレイ-」でも知られる韓国のヨン・サンホ監督との現地で交わしたやりとりについて披露。ヨン・サンホ監督は『Cloud クラウド』公開に際して本作を絶賛し、「主演の菅⽥将暉は本作で、⿊沢清監督の独創的で明確な映画の⾊を完璧に表現している。それは単に『芝居が上⼿い』ということではなく、それ以上の意味として、映画を俳優が⽀配していると⾔える」と菅⽥さんの存在感を称賛していましたが、⿊沢監督はこの「菅⽥将暉が映画を⽀配している」という表現がいたく気に⼊ったそうで、現地でヨン・サンホ監督本⼈にこの表現を「使わせてもらいたい」とお願いしたというエピソードも!⿊沢監督は「あまりに良い表現なので、それ以来、取材を受けると、そのように⾔うことにしています(笑)」「何⼈もの⼈から『脚本で最初から菅⽥将暉を当て込んで書いたのか︖『(菅⽥さんを)イメージして書いたのか︖』と聞かれたんですよね。『いやいや、最初は誰とも決めずに書いたんだ』と⾔ったけど、菅⽥さんのためにつくった映画みたいに⾒える――それは、何となく映画のテイストを菅⽥さんが全部コントロールしているような雰囲気を最初から持ってしまっているってことなのかなと」と満⾜そうに語りました。
「寄⽣獣」に出演した際のヨン・サンホ監督との思い出について聞かれた菅⽥さんは「⽇本のカルチャーに詳しいし、リスペクトがすごくあるので、当然、⿊沢監督の作品も⼤好きなのもわかる。特にホラーとかスリラー、怖い作品がタイプでそこを熱弁されていました」と述懐。さらに、怖い映画を撮る監督ながら「⼈柄はすごく柔らかくてフランク。『仕事が終わったら、すぐ帰ってお⽗さんをやってるんだ』と⾔っていました」と明かし、「僕が⼀時期、韓国のチキンム(韓国⾵の⼤根ピクルス)にハマって作ってたんですが、その話をしたら『僕も毎⽇、家で作ってるよ』と⾔ってて<おいしそうなチキンムをつくりそうな⼈だな>と思いました」とそのパーソナリティについても親しみを込めて語ってくれました。

続いてこの⽇は、Xで事前に募集した質問に⿊沢監督と菅⽥さんが回答︕ 「この映画で、もらった⼀番嬉しい感想は︖」という最初の質問に菅⽥さんは「同業ではない普通の友達から『めっちゃ⾯⽩かった』『次に会う時、話聞かせて』と。このテンションでの『⾯⽩い』という感想をもらったのは初めてかも。いわゆる『⾷らった』『泣いた』というテンションの『⾯⽩かった』ではなく『すごく良い時間だった』というテンションの『⾯⽩かった』は初めてでした」と⾝近なところからの嬉しい感想を明かし、⿊沢監督は、事前の予備知識なしで観たという観客からの感想として「僕も『びっくりした』とか『いまの⽇本映画で、こんなのありなんですね』という感想は嬉しかったですね」と答えてくれました。そして菅⽥さんは、⿊沢監督の⾔葉にうなずきつつ「“語彙⼒失ってる系”の感想も嬉しいですね。ヤバいもの体験した、なんて⾔葉にすればいいかわからないけど、なんか楽しかった、みたいな⾔葉も多かったですね」と、これまでにない映画体験ができる本作ならではの感想が多く寄せられていると報告し、笑顔を⾒せながら話してくださいました。
さらに「⼆回⽬以降の観客に向けて『ここに注⽬してほしい』というポイントは︖」という質問に⿊沢監督は「どこで、どんな⾳楽が⼊ってくるかを気にしていただくといいかもしれません。『こんなところで⼊ってくるの︖』とか、普通は⼊りそうなところで、全然⼊ってないとか、『こんな曲が流れるかな』というところで、全くそうといえない曲が流れたり、それなりに考えて、凝って⼊れています」と⾳楽による仕掛けを明かし、菅⽥さんも「僕は、引っ越した時にかかる⾳楽がすごく好きです。 『こんなオシャレなフランス映画に出られて…』という気持ちに、⼀瞬なれました笑」と本作での⾳楽が果たす役割の⼤きさについて⾔及しました。


さらに質問は「ラストシーンで菅⽥さん演じる吉井が⾒せる“表情”について<笑い顔なのか︖ 修羅(怒り)の表情なのか︖ どんな感情を表現しようとしているのか︖>」というものにも及び、 菅⽥さんはネタバレを避けるために⾔葉を選びつつも「完成作を⾒て『こんな感じなんだ︕』と驚きました」と振り返り、⿊沢監督も「とても良い質問だと思います」と笑みを浮かべ、「撮っている時のことをよく覚えてます。脚本には『何となく笑ってしまう』と書いていました。僕は現場では何も⾔わず、菅⽥さんがどんな感じで演じるのか、笑うのか︖ 笑わないのか――︖と⾒ていると『あぁ、なるほど。うまいなぁ。こう演じるのか』と納得しました。表情は笑っていないようにみえるのですが、声で『フッ』という笑い声を⼀瞬いれたんですね。でも顔は笑ってないという絶妙なお芝居をされていて本当に感⼼しました」と菅⽥さんの表情、感情表現のさじ加減を絶賛していました。
ちなみにこのシーン、順番的には後半の様々なアクションシーンよりも以前に撮影されていたとのこと。その為菅⽥さんは「『吉井はどうなるんだろう︖』と。⼼⾝ともにボロボロになった先にスッキリするでもなく、乗り越えたわけではないけど、何か達成してしまった――不特定多数の者から、⼀線を越えて“何者”かになってしまった潔さみたいなものはイメージして演じました」とふり返っていました。
舞台挨拶の最後に菅⽥さんは、改めて⿊沢監督の受賞を祝福し「嬉しい機会に⼀緒に登壇できて光栄です」と語り、⿊沢監督は「まさにヨン・サンホ監督が⾔ったように、菅⽥将暉が⽀配する映画です。決してハッピーな映画ではないかもしれませんが、ダークな菅⽥将暉を存分に楽しんでいただければと思います」と呼びかけ、温かい拍⼿の中、舞台挨拶は幕を閉じました。
主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清がおくる、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、現在絶賛公開中。ぜひ劇場でご覧ください。
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