劇中に登場するキャラクターたちの持つ“心の闇”を、それぞれの劇中セリフによって浮き彫りにしていく<人怖(ひとこわ)>キャラクターポスター全6種が解禁になりました!
それぞれのポスターに添えられたセリフからキャラクターたちの人物像やシーンを想像しながら楽しめるデザインとなっています。
ジャパンプレミア開催決定!
この度、メインキャストと黒沢清監督が撮影後初めて一同に揃う、豪華ジャパンプレミアの開催が9月10日に決定しました!本イベントのチケットはチケットぴあにて販売いたします。詳細はこちらからご確認ください。
<日時>
2024年9月10日(火)18:15の回 ※上映前 舞台挨拶
<会場>
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
〒106-0032 東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内
※劇場アクセスマップはこちら
<登壇者>
菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝、黒沢清監督
※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
<チケットご購入について>
チケットぴあにて販売いたします。詳細はこちらからご確認ください。
■先行抽選プレリザーブ
受付期間 8月29日(木)AM11:00 ~ 9月5日(木)AM11:00
結果発表 9月5日(木)18:00頃から順次
■一般販売
9月6日(金)AM10:00 ~ 9月9日(月)16:00まで
※予定枚数に達し次第、販売終了
<料金>
特別料金2,500円均一
※プレミアボックスシート ご鑑賞料金+1,000円
※プレミアラグジュアリーシート ご鑑賞料金+3,000円
<購入制限>
お一人様2枚まで
<一般発売に関する注意事項>
※チケットぴあサイトWEBのみの販売となります。
※決済方法はクレジットカード・後払い Powered by atoneのみとなります。
※お席はお選びいただけません。
※毎週(火)・(水)2:30~5:30は、システムメンテナンスのためお申し込みいただけません。
※チケット料金・各種手数料は税込表示です。
※チケット購入に関するお問合わせは、http://t.pia.jp/help/ までお願いいたします。
<残席がある場合の対応について>
9/10(火)0:00より劇場オンラインチケットシステムにて、劇場オープン時刻より劇場窓口にて販売いたします。
※オンラインにて完売した場合、劇場窓口での販売はございません。
<その他ご鑑賞についての注意事項>
※特別興行の為、ムビチケカード他、前売鑑賞券・各種招待券は、ご使用いただけません。
※お席はお選びいただけません。
※全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
※インターネット・オークションへの出品その他の転売目的での入場券の購入及び転売はお断りします。
※営利を目的として転売された入場券及びインターネットを通じて転売された入場券は無効とし、当該入場券による御入場はお断りします。
※イベントの予定は、急遽変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※イベント上映のチケットを、プレイガイド(チケットぴあ、ローソンチケットなど)でご購入されたシネマイレージ会員様は、劇場チケットカウンターでご鑑賞当日にシネマイレージの鑑賞履歴をご登録いただけますので、お立ち寄りください。(TOHOシネマズのみ)
※車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。
8月28日からおこなわれるヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミアにつづき、9月には第49回トロント国際映画祭での北米プレミアも決定している『Cloud クラウド』。この度、新たなシーン写真6点が解禁となりました!
菅田将暉さん演じる吉井が何者かに銃を突きつけられているシーンや、口をガムテープで塞がれた吉井の周りで、怪しげな男たちが黙々と何かの撮影の準備をしているシーン、そしてこの映画のために免許をとった奥平大兼さん演じる佐野が車を運転するシーンも。さらに謎の覆面男が吉井の部屋を破壊していくさまを捉えたシーンや苦悩する吉井、窪田正孝さん演じる村岡と吉井がベンチで語り合う不穏な空気が漂うカットなど、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラーの片鱗が垣間見える場面写真となっています。
また、今作のサントラ&シナリオを収録した「Cloud Book」の発売も決定!!
黒沢清監督が手がけたシナリオと、本作の劇伴を手がけた音楽の渡邊琢磨さんによるサウンドトラックを収録し、スペシャルインタビューも収録した、“文字と音で観る”「Cloud Book」が数量限定で9月30日に発売となります。これまで「黒沢清、21世紀の映画を語る」などの書籍も出版してきたboidによる編集・刊行で、デザインを本作のロゴやビジュアルも手がける大島依提亜さんが担当した贅沢な一冊。
『Cloud クラウド』は9月27日(金)より全国の劇場にて公開!お楽しみに!
この度、現地日程9月5日(木)~9月15日(日)に開催される第49回トロント国際映画祭センターピース部門への正式出品が決定しました。先日発表された世界三大映画祭のひとつ第81回ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア上映に続いて、北米最大の国際映画祭で映画『Cloud クラウド』がプレミア上映されます。
今年で49回を迎える「トロント国際映画祭」は、カナダ最大の都市・トロントで開催される北米最大規模の来場者数を誇る映画祭。“オスカーレースの前哨戦”として世界中から注目を集めています。黒沢清監督作品としては、1998年に『CURE』(97)で初めて同映画祭に選出、翌99年に「Spotlight: Kiyoshi Kurosawa」という特集上映が行われて以来、『回路』(91)、『トウキョウソナタ』(08)、『贖罪』(12)、『岸辺の旅』(15)など、作品を発表するたびに招待されている縁の深い映画祭。
トロント国際映画祭プログラマーのジョバンナ・フルヴィ(Giovanna Fulvi)氏は、「『Cloud』を招待することができ、大変嬉しいです。本部門は、トロント国際映画祭の核といえる部門で、世界中から高く評価されている作品や、日本を代表する映画監督である黒沢清監督のように、世界へ影響力のある方の最新作をお披露目しています。『Cloud』の魅力的な物語は現代的な恐怖と共鳴しており、いかにして些細な恨みが制御不能な暴力にエスカレートしていくかを描いています。主演・菅田将暉さんの説得力ある演技によって、この映画は一種の教訓的な話でありながら、ネット上の悪意に実生活を脅かされる恐怖が存在している、現代のメディア環境の“カオス”を、スリル満点に体験できる作品に仕上がっています。黒沢清監督の最高傑作!」と激賞コメントを寄せてくれました。
また、宝島社から本作のノベライズの発売も決定!小説家として活躍し、これまでに『怪物』、『アルキメデスの大戦』、『そして父になる』などのノベライズを手掛けてきたライターの佐野晶氏によって、黒沢清監督が創り上げた映画『Cloud クラウド』の世界が、豊かに拡げられている。ノベライズは、宝島社文庫より9月4日(水) に発売となります。
ロックバンド[Alexandros]の書き下ろし楽曲「Boy Fearless」を使用した予告映像が解禁となりました。年間約200本もの映画を鑑賞するほど映画好きで有名な[Alexandros]の川上洋平は、かねてより黒沢清監督の大ファン。インスパイアソングのオファーを受けて今回のコラボレーションの依頼を即決。不気味なギターリフと焦燥感を煽るような重低音で構成された楽曲「Boy Fearless」を作り上げました。
この楽曲を聞いた黒沢監督は、「 [Alexandros]の曲を聞き、凄いスピードで物事が次々と進行する快感と不安とを同時に感じました。もっと先が知りたい、でも知るのが恐い… それはまさに私がこの映画で観客に味わって欲しかった感情そのものです。見事という他ありません。映像だけではどうしても曖昧になってしまう表現を、音楽は時に驚くほど正確に伝えることができるのでしょう」と大絶賛。そして「Boy Fearless」が、9月18日にリリースされる[Alexandros]の最新シングル「SINGLE 2」に収録されることも決定しました。
解禁された予告映像は、「転売ヤー」としての日常を送る主人公・吉井(菅田)の日常を活写するシーンからスタート。「どこかがおかしくないですか」「馬鹿にしやがって」と、ただ自分の利益を求め、手段を選ばない吉井が無自覚にばら撒いた“憎悪”に対する言葉たちがネット社会の闇へ吸収され、気がつけば「こいつ殺す」と、ネット社会で憎悪の標的になっていた…。「どんどん、沸き上がってる。同じような人間が。空の雲みたいに。」と、映画のタイトルを連想させるような意味深なセリフが差し込まれると舞台は一変。“見えない悪意”が暴走し、実体化した匿名集団による“狩りゲーム”へ。標的となった吉井に次々と危険が降りかかる…。吉井を演じた菅田将暉さんがかつてないほど追い込まれ、緊迫感にあふれる予告となっています。鋭い眼光を向ける窪田正孝さん、古川琴音さん、奥平大兼さん、岡山天音さん、荒川良々さんらの不穏な表情にもご注目ください。
映画『Cloud クラウド』が、現地時間8月28日から9月7日まで開催される第81回ヴェネチア国際映画祭に正式出品されることが、本日開催された同映画祭の記者会見にて発表されました。本映画祭での上映が、本作のワールドプレミア上映となります。
カンヌ、ベルリンと並び世界三大映画祭のひとつであり、もっとも歴史あるヴェネチア国際映画祭。黒沢清監督作品としては『大いなる幻影 Barren Illusion』(99)、『叫』(06)、『贖罪』(12)、『スパイの妻』(20)に続く5度目の選出となり、『スパイの妻』では銀獅子賞(監督賞)を受賞しています。記者会見では、映画祭ディレクターのアルベルト・バルベーラ氏が、本作を「記者会見では、映画祭ディレクターのアルベルト・バルベーラ氏が、本作を「ヴェネチアを過去幾度となく訪れている黒沢清監督が、今回は新作『Cloud』とともにヴェネチアに戻ってきます!ここ数年で最も多作な日本人監督の1人である黒沢監督ですが、本作では、彼を世界中の映画ファンの間で熱狂的な人気監督に押し上げた、過去の映画で探求したテーマと物語へ原点回帰しています。本作でも前半は現代的なアプローチで始まりつつ、後半はユーモアを交えたガンアクションパートが続き、とびきりクールなラストを迎えます。本映画祭のミッドナイト上映にピッタリの映画だと思います。」と紹介しました。
今回の正式出品に際して、黒沢清監督は「シンプルな娯楽映画を目指した作品がヴェネチアに選ばれたと聞き、たいへん驚いています。菅田将暉の善人とも悪人ともつかない絶妙な両義性が、この幸運を引き寄せてくれたのでしょう。」と喜び、主演の菅田将暉さんは「黒沢監督の作品で、海外の映画祭に行くことをずっと夢見ていました。感謝です。大いに楽しんでもらえることを願っています。」とコメント。
映画『Cloud クラウド』は、アウト・オブ・コンペティション部門での上映となり、同部門では、昨年23年にはウェス・アンダーソン、ハーモニー・コリン、リチャード・リンクレイターといった人気監督の最新作が上映されており、22年にはA24製作・配給の『Pearl パール』(タイ・ウェスト監督、ミア・ゴス主演)、21年には『デューン/砂の惑星』(ドゥニ・ウィヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演)など、映画ファンに支持されるエンターテイメント性の高い作品を紹介している華やかな部門となります。
映画『Cloud クラウド』 本ポスタービジュアルが解禁!あわせてシーン写真6点も解禁となりました。また7月12日(金)から特典⚠転売禁止⚠クリアファイル付きムビチケカードも発売開始となります。
ムビチケカードは、海外用のポスタービジュアルと同様のデザインとなり、「WE ARE ALL UNDER A CLOUD(人は憎しみから逃れられない)」と英語コピーが記されています。特典は、緊迫した様子で何かを一心に見つめる転売ヤー・吉井の横顔の上に浮かぶように「Cloud」ロゴがデザインされ、「NOT FOR SALE」でなく「NOT FOR RESALE」と記されたその名も「⚠️転売禁止⚠️クリアファイル」となっています。
⚠️転売禁止⚠️クリアファイル付ムビチケカード(前売券) 一般 ¥1,600(税込)
7月12日(金)より全国の上映劇場(一部劇場除く)、メイジャーサイト等にて発売開始!
特典内容:クリアファイル (A5サイズ)
今回解禁された本ポスターは、「何か」に向かって銃口を向ける菅田が演じる主人公の吉井の横に、「(君も)狙われている」と狙われているのは自分だけではないと伝える意味深なビジュアルに。本作で初めてガンアクションに挑戦したという菅田将暉さん。これまで撃たれる側の演技は経験したことはありましたが、銃を撃つ演技ははじめて。かつてガンアクションを撮りまくってきた黒沢清監督による熱血指導を受けた、菅田さんの銃の扱い方にもご注目ください。
映画『Cloud クラウド』に、赤堀雅秋、吉岡睦雄、三河悠冴、山田真歩、矢柴俊博、森下能幸、千葉哲也、松重豊ら8名の実力派バイプレイヤーの出演が発表となりました。
今回、黒沢清監督の初期傑作『地獄の警備員』で映画初主演し、主人公の警備員・富士丸役を演じ圧倒的な存在感と狂気で魅せた松重豊の出演も明らかに!ドラマ「どうする家康」や映画「青春18×2 君へと続く道」のほか、ラジオのパーソナリティーやエッセイの執筆など様々なフィールドで活躍、日本を代表する名バイプレイヤーの松重豊は、黒沢監督作品には『カリスマ』、『リアル〜完全なる首長竜の日〜』に出演、今回の『Cloud クラウド』へは、11年ぶりの出演となります。
さらに、町工場の社長・殿山宗一役に、黒沢監督作「贖罪」、『岸辺の旅』にも出演した劇作家の赤堀雅秋。演劇以外でも『葛城事件』など映画監督としても作品を発表し、ドラマ「不適切にもほどがある!」などに出演し、役者としても多方面で活躍しています。さらに、その殿山の妻・千鶴役に、大河ドラマ「どうする家康」に出演、多くの映画・ドラマ作品に出演し、黒沢組初参加の山田真歩。岡山演じる三宅が出会う謎の男・矢部役を、黒沢組常連で、黒沢監督が今年発表した配信作品『Chime』で主演を務めた吉岡睦雄が演じています。
そして、人生を見失った男・井上役を『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』での好演も記憶に新しい黒沢組初参加の三河悠冴、吉井を不審視する警察官・北条役を硬軟織り交ぜた演技で数々の映画・ドラマ作品に出演、満を持して黒沢組初参加となる矢柴俊博、下町の模型店の店主・室田役を北野作品にも多数出演、黒沢監督作『回路』『アカルイミライ』に出演した森下能幸、猟師役を演出家としても活躍し、黒沢組には『岸辺の旅』『予兆 散歩する侵略者』に出演した千葉哲也が出演。日本エンタメ最前線で活躍する実力派バイプレイヤーたちが勢揃いし、本作の主人公・吉井を取り巻く、不穏な空気感をより一層際立たせています。映画『Cloud クラウド』は、9月27日(金)より全国ロードショー。
主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清の初タッグでおくる映画『Cloud クラウド』の公開日が9月27日(金)に決定し、特報&ティザーポスター2種のビジュアルが解禁に!
「誰かに狙われている――?」転売で稼ぐ吉井の仕事が軌道に乗り出した矢先、周囲で不審な出来事が重なり、これまでの「日常」が壊されていく……。「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を菅田将暉、吉井の謎多き恋人・秋子役を古川琴⾳、吉井に雇われたバイト青年・佐野役を奥平⼤兼、ネットカフェで生活する男・三宅役を岡⼭天⾳、吉井が働く工場の社長・滝本役を荒川良々、そして吉井を転売業に誘う先輩・村岡役を窪⽥正孝が演じています。
今回、初解禁された特報映像は、菅田将暉が、憎悪の連鎖から生まれ“集団狂気”に狙われる姿をとらえたもの。主人公・吉井の前に突如現れる、袋マスク姿の男。「ラーテル」へ憎悪が書き込まれたネット画面を見ながら「こいつ殺す」という声が聞こえ、突然“標的”となった吉井。なぜ狙われるのかーー?誰に狙われているのかーー?この特報で使用されている曲は、クラシックの名曲ヴェルディ「レクイエム」の「怒りの日」。怒りの連鎖が生む狂気を連想させる楽曲となっています。
あわせて解禁されたティザーポスタービジュアルは、2種類。メインビジュアルは、不慣れな持ち方で拳銃を握り、廃墟にたたずむ吉井。なぜ、追われているはずの吉井は拳銃を持っているのかー?もう一方のビジュアルは、すりガラスの扉の向こうに立つ袋マスクの男。「狂気に狙われる」「“だれもが標的になりうる”隣りあわせの恐怖」とコピーが並び、突然《匿名》の不特定多数者から狙われる恐怖を暗示しています。現代社会に潜む”集団狂気”を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、9月27日より全国劇場にて公開!
【主演】菅田将暉×【監督・脚本】黒沢清の初タッグでおくる『Cloud クラウド』(9月公開)のメインキャストが発表となりました。
本作は、第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞した黒沢監督の最新作で、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。
「何かに狙われている――?」転売で稼ぐ吉井の仕事が軌道に乗り出した矢先、周囲で不審な出来事が重なり、これまでの「日常」が壊されていく……。主演の菅田将暉さんが、「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じています。
その主人公・吉井の謎多き恋人「秋子」役に、濱口竜介監督の『偶然と想像』(21)の第一話「魔法(よりもっと不確か)」で主演を務めた古川琴音さん。
つづいて、吉井に雇われたバイト青年「佐野」役に、大きな話題になったドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」のミステリアスな役柄で強烈なインパクトを残した奥平大兼さん。
そして、ネットカフェで生活する男「三宅」役に、10代の頃から親交がある菅田さんと主演作『笑いのカイブツ』でも共演し、信頼を寄せ合う間柄の岡山天音さん。
さらに、吉井が働く工場の社長「滝本」役に、映画・ドラマ・舞台を中心に名バイプレイヤーとして縦横無尽に活躍する荒川良々さん。
最後に、吉井を転売業に誘う先輩「村岡」役を、映画『ある男』(22)で第46回日本アカデミー最優秀助演男優賞をはじめ数々の助演男優賞を受賞した窪田正孝さんが務めます。
菅田さんとの共演は、古川さんはドラマ「コントが始まる」、岡山さんは『笑いのカイブツ』、窪田さんは『銀魂2 掟は破るためにこそある』以来となり、奥平さんと荒川さんは菅田さんと初共演。黒沢清監督とのコラボレーションは、菅田さんと共に全員初!役者陣の化学反応によって、どのような物語が展開していくのか?ご期待ください。
◆吉井の謎多き恋人「秋子」役 / 古川琴音 コメント
黒沢監督をはじめ、錚々たる共演者の方々、プロフェッショナルなスタッフの皆さんの中に参加できたこと、心の底から嬉しく光栄でした。不思議な後味の残る作品で、題名の『Cloud』が指す意味を考えながら、何度も台本を読みました。私が演じた秋子も、始終違和感の付き纏うミステリアスな役だったので常に手探りでしたが、現場で黒沢監督とやり取りしながらその陰影をつけていき、その過程を楽しみながら、感覚を研ぎ澄ませて演じました。
◆吉井に雇われたバイト青年 「佐野」役 / 奥平大兼 コメント
まず、この作品の台本を読んだ時に、自分が演じる佐野という役についてどのような人物なのかを読み解く時間が楽しかったです。実際の現場では、黒沢監督の演出の元、自分で佐野を表現する事が難しい時もありましたが、同時にとても楽しく、自分の中ですごく勉強になった現場でした。共演させていただいた先輩方とお芝居するのも、お芝居を見るのもとても楽しくて、短い時間でしたが濃密な撮影期間を過ごせたと思います。
◆ネットカフェで生活する男 「三宅」役 / 岡山天音 コメント
菅田さんをはじめ、尖った個性を持つ皆さまとの共演、とても興味深い経験でした。黒沢監督の世界に閉じ込めてもらえた事、夢うつつを行き交うような撮影の日々は、今思い返しても少しだけ宙に浮いていたような奇妙な時間で、とても思い出深いです。黒沢監督が作り出す「Cloud」の世界に、是非とも皆様、迷い込んでいただきたいです。
◆吉井が働く会社の社長 「滝本」役 / 荒川良々 コメント
実はまだ作品が完成してないので観てないのですが…初めての黒沢組参加です!
皆さんご存知かと思いますが名前に黒が入ってますね。で名前は清です。
不思議ですね…そう!まさにこの映画『Cloud』です。あー!デッカいスクリーンで早く観たい!!
◆吉井を転売業に誘った先輩 「村岡」役 / 窪田正孝 コメント
黒沢監督が描く人間の悍(おぞ)ましさに寒気がしました。
ストレス、ほんの些細なキッカケで人は簡単に悪意に呑み込まれる。
ネットやSNSでは顔も感情も隠せるし、文字や数字の羅列だけで、知らない間に人の気持ちを踏み躙ってるかもしれない。現代人の心の問題を、鋭い切れ味で教えてくれる映画だと思います。ぜひ劇場で体感してもらいたいです。
#映画クラウド 公式X @cloudmovie2024 公式Instagram @cloudmovie2024
【主演】菅田将暉×【監督・脚本】黒沢清の初タッグでおくる映画『Cloud クラウド』の製作が発表となり、公開が9月に決定しました。
『スパイの妻』(2020)で、第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢監督が映画最新作に選んだのは、顔のみえない社会で拡散する、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。
主演は、『花束みたいな恋をした』(2021)、『ミステリと言う勿れ』(2023)など数々の大ヒット映画に出演し、俳優として日本映画界を牽引し、アーティストとしても圧倒的な支持を受ける菅田将暉さん。菅田さんは、本作の出演オファーを即決し、『Cloud クラウド』では「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じています。菅田さんと黒沢監督の初対面は、菅田さんの主演作『共喰い』(2013/青山真治監督)で参加した2013年の第66回ロカルノ国際映画祭で、2022年に57歳の若さで故人となった青山監督に紹介された時から10年ぶりに本作の撮影現場で再会しました。
『ミッドサマー』のアリ・アスター監督をはじめとするスリラー・ホラーのジャンルで活躍する映画界の寵児たちが必ずその影響を口にし、90年代にその道を切り拓いた黒沢監督。そのリスペクト魂に応じるかのように、最高にスリリングな作品に着手しました。昨年2023年に、商業映画デビューから40年を迎えた黒沢監督が、サスペンス・スリラー作品に挑むのは2016年公開の『クリーピー 偽りの隣人』以来。菅田さんとの初めてのコラボレーションでどのような相乗効果が生まれるのか?黒沢監督が撮る、誰も見たことがない菅田将暉さんにぜひ注目ください。
現代社会に潜む”集団狂気”を描く映画『Cloud クラウド』は、今年9月全国劇場にて公開。
◆主演:吉井良介役 / 菅田将暉 コメント
生活の中に潜む、怖さとユーモア。 黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。 ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい。 映画「Cloud」宜しくお願いします。
◆監督・脚本 / 黒沢 清 コメント
(作品について)現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた。主人公は、ささやかな金儲けによって少しでも人より優位に立ちたいと願う、ごくありふれた男である。この人物が不用意に周囲の恨みを買い、最後には命を賭けた死闘へと引きずり込まれる物語だ。しかし撮影が進むにつれて、私はこの映画がそう簡単にスカッとするアクションにはなっていかないことに気づいた。その理由のひとつは、主演の菅田将暉が驚くべき演技力でこの人物に深い陰影と複雑さをもたらしてくれたこと。もうひとつは、この死闘が思いがけず“戦争”の様相を見せ始めたことだ。金儲けと復讐が折り重なって増幅され、ついに暴力が作動し、気が付いたらもう引き返せなくなっている。現代の戦争も、ひょっとするとこのようにして起こるのかもしれない。
(主演・菅田将暉さんについて)菅田さんは、誰の目も釘付けにする俳優だ。何と言ってもあの顔つき、そして声、立ち姿、奥の方にいても一発で菅田将暉とわかる唯一無二の個性があらゆる場面から立ち昇る。にもかかわらず、人混みの中だと市井の人物に溶け込んでしまう一般性、庶民性のようなものも同時に持ち合わせている。持って生まれた資質と計算とを巧みに組み合わせることのできる実に聡明な方なのだろう。そんな菅田さんにお願いした主人公吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた。繊細な部分が計算で、堂々としたところが資質なのか、あるいはその逆なのか、どちらかはわからない。いや、どちらも計算かもしれない。それとも全ては直感なのか。正体は不明だが、この正体不明こそ大スターの証なのだなとあらためて納得した。
- 1
- 2
©2024「Cloud」製作委員会