9月27日(金)にいよいよ全国公開となる『Cloud クラウド』の公開記念舞台挨拶を、9月28日(土)にTOHOシネマズ六本木ヒルズ&グランドシネマサンシャイン 池袋で実施することが決定いたしました!
本イベントは全席指定(定員入替)で、座席指定券は<チケットぴあ>のみでの販売となります。
皆様のご来場をお待ちしております!
<舞台挨拶開催概要>
【日時】
2024年9月28日(土)
【会場】
■TOHOシネマズ六本木ヒルズ
東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内
① 9:30の回(上映後 舞台挨拶)
② 13:10の回(上映前 舞台挨拶)
■グランドシネマサンシャイン 池袋
東京都豊島区東池袋一丁目30番3号 グランドスケープ池袋
③ 12:30の回(上映後 舞台挨拶)
【登壇者】
①②:菅田将暉さん、奥平大兼さん、岡山天音さん、荒川良々さん、窪田正孝さん、黒沢清監督
③:菅田将暉さん、黒沢清監督
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
【チケットご購入について】
チケットぴあにて販売いたします。チケット詳細ページは こちら からご確認ください。
【先行抽選プレリザーブ】
受付期間 9月20日(金)11:00AM ~ 9月24日(火)11:00AM
結果発表 9月24日(火)18:00頃から順次
【一般販売】
9月25日(水)10:00AM ~ 9月27日(金)16:00まで
※予定枚数に達し次第、販売終了
【料金】
特別料金2,500円(通常席)
■TOHOシネマズ六本木ヒルズ
・プレミアボックスシート:ご鑑賞料金+1,000円
・プレミアラグジュアリーシート:ご鑑賞料金+3,000円
■グランドシネマサンシャイン 池袋
・プレミアムクラス:ご鑑賞料金+1,500円 ※ミールクーポン700円含む
・グランドクラス:ご鑑賞料金+3,000円 ※ミールクーポン1,200円含む
※グランドクラスにはミールクーポン1,200円分、プレミアムクラスにはミールクーポン700円分が含まれます。
ご使用の際は5Fクラッパーズダイナー、12F バール パノーラマ、劇場売店でチケットをスタッフにご提示ください。
お支払い金額がクーポンの額面に満たない場合は、おつりが出ませんのご了承ください。ミールクーポンはご鑑賞日当日のみ有効となります。
【購入制限】
お一人様2枚まで
≪一般発売に関する注意事項≫
※チケットぴあサイト WEBのみの販売となります。
※決済方法はクレジットカード・後払い Powered by atoneのみとなります。
※毎週(火)・(水)2:30~5:30は、システムメンテナンスのためお申し込みいただけません。
※チケット料金・各種手数料は税込表示です。
※チケット購入に関するお問合わせは、http://t.pia.jp/help/ までお願いいたします。
≪残席がある場合の対応について≫
9/28(土)0:00より劇場オンラインチケットシステムにて、劇場オープン時刻より劇場窓口にて販売いたします。
※オンラインにて完売した場合、劇場窓口での販売はございません。
【その他ご鑑賞についての注意事項】
※特別興行の為、ムビチケカード他、前売鑑賞券・各種招待券は、ご使用いただけません。
※お席はお選びいただけません。
※全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
※インターネット・オークションへの出品その他の転売目的での入場券の購入及び転売はお断りします。
※営利を目的として転売された入場券及びインターネットを通じて転売された入場券は無効とし、当該入場券による御入場はお断りします。
※イベントの予定は、急遽変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※イベント上映のチケットを、プレイガイド(チケットぴあ、ローソンチケットなど)でご購入されたシネマイレージ会員様は、劇場チケットカウンターでご鑑賞当日にシネマイレージの鑑賞履歴をご登録いただけますので、お立ち寄りください。(TOHOシネマズのみ)
※車いすでのご鑑賞をご希望されるお客様は座席指定券の購入後、劇場までご連絡ください。
車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。
車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数やイベント実施内容によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。
『Cloud クラウド』のジャパンプレミアが9月10日(火)に開催され、トロントから凱旋したばかりの黒沢監督をはじめ、菅田将暉さん、古川琴音さん、奥平大兼さん、岡山天音さん、荒川良々さん、窪田正孝さんが舞台挨拶に登壇しました!
ヴェネチア、トロントを巡ってきた黒沢監督は帰国したばかりの時差ボケの状態で登壇。さっそく、各国の映画祭での現地の観客の反応について尋ねると「みなさん、熱心に見ていただけたと思います。映画祭って結構、途中で出て行っちゃう人も多いんですが、ヴェネチアでもトロントでも、誰も出て行かなかったです。ヴェネチアではみなさん、固唾を飲んで見守るような感じで、トロントでは、決して狙っておかしいものをつくったわけではないんですが、『ここで笑うか?』と思うところで笑いが起きていました」と上々の反応だったと明かしました。
主演の菅田さんは監督の報告に「嬉しいですね」とホッとした表情を見せ「それを語っている監督が嬉しそうで嬉しいです」と笑顔を見せました。
ちなみに、本日登壇した皆さんは全員が黒沢組初参加。黒沢組の現場の様子について菅田さんは「毎日、楽しかったです」と語り、さらに「スタッフさんがみんなイキイキされている印象で、助監督さんがエキストラの方の首の振り方を直しに行ったりして、黒沢監督は『どっちでもいいんだけどなぁ…』と言いつつ、スタッフさんが真剣に頑張っている現場というのは見たことがなかったし、楽しそうでした」と雰囲気の良さを明かしました。
古川さんは「カメラワークと連動してお芝居をするシーンも多くて、キャストだけでなくスタッフさんとも息を合わせてつくっていく感じで、緊張感がありました」と撮影当時を思い出しながら語り、主要キャストの中で最年少の奥平さんは「正直、最初はバキバキに緊張していました(笑)。僕がクランクインして3日目くらいに最後のシーンの撮影があったんですけど、緊張し過ぎて、撮影が終わった後に録音部さんから『心臓バクバクだったね』と言われるくらいでした」とふり返りました。ちなみに、奥平さんはとある大事なシーンに関して「前日に、監督から『(奥平さんが演じる)佐野は、菅田さんを超えてほしい』と言われて『うわっ! ヤバいな…』と。メチャクチャ頑張ろうと思いました」と明かしましたが、黒沢監督は「そんなこと言いましたっけ…?」と忘れてしまったよう。「鮮明に覚えてますよ!」という奥平さんの言葉に会場は大爆笑!
岡山さんは「最初に台本を頂いた時から興味深いお話で、メチャクチャ笑えてきちゃいそうな、メチャメチャ怖いような…両極端のはざまを行ったり来たりする印象で、いろんな作品で見ている俳優さんたちによって、現場でそれが再現されて立ち上がっていくのを見て、本当に面白い現場だなとワクワクする日々でした」と充実した表情を見せていました。
荒川さんは「出来上がりを見たら、照明さんやカメラワーク、ひとつひとつのこだわりがすごいなと感じました。鉄砲も出てくるんですけど、本物に見えるような映し方ですごいなと思いました」と感嘆!
窪田さんも「どこかに魔物が潜んでいるような感覚が、お芝居していて常にありました」と初の黒沢組の現場を独特の言葉で表現。集団での、とあるシーンについて「ある共通認識だけで集まっている集団で、そこに結託はなくて、みんな全然まとまってないけど、まとまっている――バラバラで自由だけど、ある一個の目的を持っているだけで行動に移すという。言葉で語られないんだけど、モゾモゾするような感覚がリアルで、なかなか貴重な体験でした」と楽しそうに語ってくださいました。
黒沢監督は、素晴らしい演技を見せてくれたキャストの皆さんへの感謝を口にしつつ、「強烈に印象に残っていること」として「TVや映画では物静かな印象の窪田さんが、実はこんなに陽気で面白く、楽しい人なのかと(笑)。お芝居では、演じた役は悲惨で残酷だったりするんですけど、窪田さんがいるだけで、カットがかかった瞬間に楽しい現場になって、どの現場にも窪田さんがいてほしいなと思いました」と意外なエピソードを告白。この言葉には誰より窪田さん自身が驚いた様子で「明るかったですか? ホントですか?」と照れくさそうな表情を見せていました。
なお、本作はホラー作品の中でも心霊などではなく、人の所業が怖い――“ヒトコワ系”とされていることにちなんで、本作にまつわる“ヒトコワ”エピソードを尋ねられた菅田さんは「この映画の(関係者向けの)試写会に荒川さんが筒状のものを持っていらっしゃって、それを人に配っていたんです。僕も2つもらって、家に帰って開けてみたら、この映画にも出演されている赤堀雅秋さんのカレンダーでした(笑)。めくれども、めくれども赤堀さんが出てくるというカレンダーで、メチャクチャ怖かったです」と語り、会場は再び大爆笑。
また、映画のキャッチコピー「気がつけば標的」にちなみ「気がつけば○○」を皆さんがフリップで発表! 黒沢監督は「(気がつけば)“最年長”」と書かれたフリップを見せ「ハッと気づくと現場で一番年上になっていました。電車に乗っていても、シルバーシートが空いてて『誰か座らないのかな』と思ってハッと振り向くと、車両の中で僕が一番年長だったり…」と明かしました。
窪田さんは、先日ご自身のインスタグラムに投稿した、コリをとるための鍼治療の写真がニュースで取り上げられたことに触れつつ「(気がつけば)“スピ認定”」と語り「鍼をいっぱい打った写真を上げただけで『あいつはスピリチュアルに行ってしまった』とか『オカルトのやべぇヤツ』認定されて、気づいたら標的になっていました。SNS怖いです」と苦笑されながら、人間の怖さを実感した体験を語ってくれました。
荒川さんは「(気がつけば)“一人”」と書かれたフリップを手に「友達4人くらいでご飯に行って『もう一軒行こうか』と言っても、一人帰って、また一人減り…気づいたら『あれ? 一人?』となっていました」と明かしそれを聞いた他の皆さんも思わず笑ってしまう場面も。
岡山さんの回答は「(気がつけば)“迷子”」。ランニングが好きで地方に赴いた際も走ることがあるようで、夜中に走っているうちに「迷子になっちゃって…。走り続けたらコンビニがあって、店員さんに(道を)聞いて帰ったら、3時間くらい経っていて、足の爪が紫になっていました。めっちゃ痩せました(苦笑)。散歩に出たら迷子になってタクシーで帰ったり、ちょくちょくあります…」と苦難を明かしました。
「(気がつけば)“耳かき”」とフリップに書いた奥平さんは、耳かきが好きすぎて、気づいたら耳の掃除をしているとのこと。「やり過ぎるとダメって聞くんですけど、好きなものだからしょうがないかと…。映画やドラマを見ていて、気づいたら耳かきをしています」と意外な趣味(?)を明かしてくれました。
古川さんは「(気がつけば)“標的”」と本作のコピーそのままの回答を発表したが、古川さんを狙うのは、カワイイ愛猫!「飼っている猫にドアで待ち伏せされて、よく驚かされるんです。あとは高いところから肩に乗るのが好きみたいで、いつどこから猫が降ってくるかわからないです(笑)なので首や背中にいつも引っかき傷が…。」と愛らしいエピソードを披露。
そして、大トリの菅田さんの答えは「(気がつけば)“緊張”」。菅田さんは、本作の撮影に際して、自身も気づかないほど緊張していたそうで「クランクインの前日にピーラーでサツマイモをむいていたら、指の肉ごとバーッといっちゃって…(苦笑)。『明日、インなのにどうしよう?』と思ってたら、今度はご飯を食べていたら奥歯が割れました…。すごい噛みしめていたんでしょうね。あとは現場中に一度、ヒゲを半分剃り落してしまったり…。(撮影のためにひげの長さを調整する)アジャスターを着けて剃っていたはずが、ある日それを着け忘れて剃ってしまったんです。『俺、こんなに緊張してたんだな』と気付きました」とふり返りました。
最後に登壇陣を代表して菅田さんが、これから日本で初めて本作を鑑賞する観客の皆さんに向けて「観る前にタメになるのかならないのかよくわかりませんが(苦笑)、こうしてお会いできてよかったです。映画を楽しんでください!」と力強く呼びかけ、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じました。
現在、公式Xにて期待&感想投稿キャンペーンも実施中!
映画『Cloud クラウド』は9月27日(金)より全国ロードショーです。ぜひご期待ください。
この度、映画『Cloud クラウド』とSHIPSのコラボが実現!9⽉23⽇(⽉)から発売開始することが決定いたしました!
発売に先駆け、SHIPS 公式オンラインショップおよびZOZOTOWNでは先行して本日より予約スタートとなり、9月23日(月)からは、SHIPS MEN取り扱いの一部店舗、SHIPS 公式オンラインショップの他、ZOZOTOWNにて発売を開始いたします。
さらに、今回のコラボアイテムをお買い上げのお客様には、シップスのみしか手に入らない、限定ステッカーをプレゼントいたします。(数量限定)
コラボレーションアイテム
Tee
Price ¥5,940
Col C.GRAY / BLACK
Size S / M / L / XL
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Tee
Price ¥5,500
Col C.GRAY / BLACK
Size S / M / L / XL
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Tote Bag
Price ¥4,950
Col BLACK
Size ONE SIZE
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〈数量限定!コラボ記念ステッカー〉
ノベルティとして、今回のコラボアイテムをご購入いただいたお客様には、シップスだけでしかもらえないスペシャルステッカーを1枚プレゼントいたします。デザインは3種類ご用意!是非この機会にSHIPSでお買い物を楽しんでいただき、激レアなステッカーを手に入れてみてください!
※無くなり次第終了となります。予めご了承ください。
〈INFORMATION〉
■発売日:9月23日(月)
※SHIPS 公式オンラインショップ、ZOZOTOWNでの先行予約は9月11日(水)10時より開始いたします。
■取扱店舗:SHIPS MEN取扱一部店舗(※下記参照)、SHIPS 公式オンラインショップ、ZOZOTOWN
SHIPS エスパル仙台店
SHIPS 渋谷店
SHIPS 新宿フラッグス店
SHIPS 池袋パルコ店
SHIPS 大宮店
SHIPS 名古屋ラシック店
SHIPS なんばパークス店
SHIPS グランフロント大阪店
SHIPS 広島店
SHIPS アミュプラザ博多店
※限定ステッカーは各店舗、無くなり次第終了となります。予めご了承ください。
この度、本作のシナリオとサウンドトラックを収録した「Cloud Book」のビジュアルが完成︕9⽉11⽇(⽔)正午よりboid online shopにて予約発売もスタートすることが決定いたしました!
本作のシナリオとサウンドトラックCDをひとつにまとめ、その補助線として⿊沢清監督とサウンドトラックの作者である渡邊琢磨さんのインタビューを収録した「Cloud Book」では、⽂字と⾳楽と⾔葉によって『Cloud クラウド』という謎に満ちた闇の世界の向こう側を観て感じていただける書籍&CDセットに仕上がっています。シナリオ内には⿊沢清監督が⾃⾝の台本に直筆で書き込んだメモの⼀部を⾒ることのできるページなど貴重な内容も収録されています。デザインは本作のロゴやビジュアルを⼿がける⼤島依堤亜さんが担当し、菅⽥将暉さん演じる転売ヤー・吉井が煙に包まれているように⾒える豪華なボックスが出来上がりました。
書店や⼀部劇場にて取り扱われる9⽉30⽇からの【数量限定】発売に先駆け、boid online shop では 9 ⽉11⽇(⽔)正午12時より予約受付がスタート!さらに9⽉末までのboidマガジン読者登録で500円クーポンが発⾏(※)されますので、ぜひこの機会にゲットしてください!
※boid online shop で「Cloud Book」購⼊に限って使⽤可能
▽書籍詳細
「Cloud Book」⿊沢清・渡邊琢磨 著 編集・刊⾏︓boid
A5判 並製本/本⽂80ページ/CD付きボックスセット 定価︓本体3,200円+税
▽収録内容
書籍︓『Cloud クラウド』シナリオ(撮影稿)/⿊沢清インタビュー/渡邊琢磨インタビュー
CD ︓『Cloud クラウド』サウンドトラック
この度、カナダ、トロントで開催中の第49回トロント国際映画 (現地時間:9月5日(木)~9月15日開催)で映画『Cloud クラウド』の北米プレミア上映が行われ、黒沢清監督が映画祭に参加しました!上映後に実施されたQ&Aの様子とともにレポートします。
トロント国際映画祭は、カナダ最大の都市・トロントで開催、北米最大規模の来場者数を誇る映画祭であり”オスカーレースの前哨戦”としても世界中からの注目を集める映画祭。黒沢清監督作品としては、1998年に『CURE』(97)で初めて同映画祭に選出、99年に「Spotlight: Kiyoshi Kurosawa」として特集上映が開催されて以来、『回路』(01)、『トウキョウソナタ』(08)、『贖罪』(12)、『岸辺の旅』(15)など黒沢監督が新しい作品を発表するたびに招待されている縁の深い映画祭でもあり、今回、本作が上映された「センターピース部門」は、国際映画祭で高い評価を受けた作品や、才能あふれる監督の待望のプレミア作品、世界に影響力のある巨匠の最新作などを紹介する部門となっています。
第81回ヴェネチア映画祭への参加後、そのまま直行し、トロント入りした黒沢清監督。上映前には、映画祭アソシエイト・インターナショナル・プログラマーであるジューン・キム (June Kim)に「現代の日本映画界で最も異彩を放ち、爆発的な人気を誇る映画監督」と紹介された黒沢監督は、「トロント映画祭に最初に来たのはもう25年前になります。その間何度も呼ばれて、今日また参加することができ感激しております。」と挨拶。あわせて、第97回米国アカデミー国際長編映画賞の日本代表になったことが紹介されると、約353人収容する会場TIFF Bell Lightbox Cinema 2に集まった観客から歓声と大きな拍手で歓迎を受けました。
上映終了後に行われたQ&Aでは観客から盛大な拍手で迎えられた黒沢監督。さまざまな質問が飛び交う中「登場人物たちにとって「天国」とはどのようなものだと思うか?」と哲学的な質問が向けられると、「ちゃんとした答えは考えておきますが、撮影現場はとっても楽しく、殺される側も殺す方もカットがかかったら皆で笑い合い、天国のように楽しい撮影現場でした。」とキャストと過ごした撮影現場について振り返り、会場を笑いに包む一幕も。その後もQ&Aの質問は絶えまなくつづき、時間内に全て答えることはできなかったが、会場を出てからもサインや写真を求める大勢のファンに囲まれ、大充実の北米プレミアとなりました。
第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品、主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清がおくる、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、いよいよ 9 月 27 日より全国劇場にて公開です。ぜひ劇場でご覧ください。
この度『Cloud クラウド』が、10月2日から10月11日に開催される第29回釜山国際映画祭の「ガラ・プレゼンテーション部門」へ正式出品されることが決定いたしました!さらに、同映画祭が一年を通してアジア映画産業と文化の発展に最も重要な貢献を果たしたフィルムメーカーに与えられる<アジアン・フィルム・メーカー・オブ・ザ・イヤー賞>が黒沢清監督へ授与されることも合わせて発表されました!
8月30日(現地時間)に行われた第81回ヴェネチア国際映画祭で観客を熱狂の渦に巻き込んだワールドプレミアにつづき、第49回トロント国際映画祭への出品、そして第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも決定するなど、ますます勢いを増す本作。今回上映が決定したのは、1996年に創設、韓国で開催されるアジア最大級の映画祭の「ガラ・プレゼンテーション部門」。本部門は同映画祭のメインプログラムでありその年の話題作や世界で影響力のある監督の新作を上映、近年は是枝裕和監督『怪物』や、新海誠監督『君の名は』なども招待されています。
また、この度黒沢清監督に授与された<アジアン・フィルム・メーカー・オブ・ザ・イヤー賞>は、過去には鈴木清順監督、若松孝二監督、是枝裕和監督、音楽家の坂本龍一さんなどが受賞しています。
本作は、ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭のほかに、LAで開催されるFantastic Fest 、スペイン・シッチェス国際映画祭ORBITA部門(10/3〜10/13)、台湾・高雄国際映画祭(10/12〜10/27)での上映も決定しています。
主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清がおくる、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、今年9月27日より全国劇場より公開です!ぜひご期待ください。
©2024「Cloud」製作委員会