この度、本作のシナリオとサウンドトラックを収録した「Cloud Book」のビジュアルが完成︕9⽉11⽇(⽔)正午よりboid online shopにて予約発売もスタートすることが決定いたしました!
本作のシナリオとサウンドトラックCDをひとつにまとめ、その補助線として⿊沢清監督とサウンドトラックの作者である渡邊琢磨さんのインタビューを収録した「Cloud Book」では、⽂字と⾳楽と⾔葉によって『Cloud クラウド』という謎に満ちた闇の世界の向こう側を観て感じていただける書籍&CDセットに仕上がっています。シナリオ内には⿊沢清監督が⾃⾝の台本に直筆で書き込んだメモの⼀部を⾒ることのできるページなど貴重な内容も収録されています。デザインは本作のロゴやビジュアルを⼿がける⼤島依堤亜さんが担当し、菅⽥将暉さん演じる転売ヤー・吉井が煙に包まれているように⾒える豪華なボックスが出来上がりました。
書店や⼀部劇場にて取り扱われる9⽉30⽇からの【数量限定】発売に先駆け、boid online shop では 9 ⽉11⽇(⽔)正午12時より予約受付がスタート!さらに9⽉末までのboidマガジン読者登録で500円クーポンが発⾏(※)されますので、ぜひこの機会にゲットしてください!
※boid online shop で「Cloud Book」購⼊に限って使⽤可能
▽書籍詳細
「Cloud Book」⿊沢清・渡邊琢磨 著 編集・刊⾏︓boid
A5判 並製本/本⽂80ページ/CD付きボックスセット 定価︓本体3,200円+税
▽収録内容
書籍︓『Cloud クラウド』シナリオ(撮影稿)/⿊沢清インタビュー/渡邊琢磨インタビュー
CD ︓『Cloud クラウド』サウンドトラック
この度、カナダ、トロントで開催中の第49回トロント国際映画 (現地時間:9月5日(木)~9月15日開催)で映画『Cloud クラウド』の北米プレミア上映が行われ、黒沢清監督が映画祭に参加しました!上映後に実施されたQ&Aの様子とともにレポートします。
トロント国際映画祭は、カナダ最大の都市・トロントで開催、北米最大規模の来場者数を誇る映画祭であり”オスカーレースの前哨戦”としても世界中からの注目を集める映画祭。黒沢清監督作品としては、1998年に『CURE』(97)で初めて同映画祭に選出、99年に「Spotlight: Kiyoshi Kurosawa」として特集上映が開催されて以来、『回路』(01)、『トウキョウソナタ』(08)、『贖罪』(12)、『岸辺の旅』(15)など黒沢監督が新しい作品を発表するたびに招待されている縁の深い映画祭でもあり、今回、本作が上映された「センターピース部門」は、国際映画祭で高い評価を受けた作品や、才能あふれる監督の待望のプレミア作品、世界に影響力のある巨匠の最新作などを紹介する部門となっています。
第81回ヴェネチア映画祭への参加後、そのまま直行し、トロント入りした黒沢清監督。上映前には、映画祭アソシエイト・インターナショナル・プログラマーであるジューン・キム (June Kim)に「現代の日本映画界で最も異彩を放ち、爆発的な人気を誇る映画監督」と紹介された黒沢監督は、「トロント映画祭に最初に来たのはもう25年前になります。その間何度も呼ばれて、今日また参加することができ感激しております。」と挨拶。あわせて、第97回米国アカデミー国際長編映画賞の日本代表になったことが紹介されると、約353人収容する会場TIFF Bell Lightbox Cinema 2に集まった観客から歓声と大きな拍手で歓迎を受けました。
上映終了後に行われたQ&Aでは観客から盛大な拍手で迎えられた黒沢監督。さまざまな質問が飛び交う中「登場人物たちにとって「天国」とはどのようなものだと思うか?」と哲学的な質問が向けられると、「ちゃんとした答えは考えておきますが、撮影現場はとっても楽しく、殺される側も殺す方もカットがかかったら皆で笑い合い、天国のように楽しい撮影現場でした。」とキャストと過ごした撮影現場について振り返り、会場を笑いに包む一幕も。その後もQ&Aの質問は絶えまなくつづき、時間内に全て答えることはできなかったが、会場を出てからもサインや写真を求める大勢のファンに囲まれ、大充実の北米プレミアとなりました。
第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品、主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清がおくる、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、いよいよ 9 月 27 日より全国劇場にて公開です。ぜひ劇場でご覧ください。
この度『Cloud クラウド』が、10月2日から10月11日に開催される第29回釜山国際映画祭の「ガラ・プレゼンテーション部門」へ正式出品されることが決定いたしました!さらに、同映画祭が一年を通してアジア映画産業と文化の発展に最も重要な貢献を果たしたフィルムメーカーに与えられる<アジアン・フィルム・メーカー・オブ・ザ・イヤー賞>が黒沢清監督へ授与されることも合わせて発表されました!
8月30日(現地時間)に行われた第81回ヴェネチア国際映画祭で観客を熱狂の渦に巻き込んだワールドプレミアにつづき、第49回トロント国際映画祭への出品、そして第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも決定するなど、ますます勢いを増す本作。今回上映が決定したのは、1996年に創設、韓国で開催されるアジア最大級の映画祭の「ガラ・プレゼンテーション部門」。本部門は同映画祭のメインプログラムでありその年の話題作や世界で影響力のある監督の新作を上映、近年は是枝裕和監督『怪物』や、新海誠監督『君の名は』なども招待されています。
また、この度黒沢清監督に授与された<アジアン・フィルム・メーカー・オブ・ザ・イヤー賞>は、過去には鈴木清順監督、若松孝二監督、是枝裕和監督、音楽家の坂本龍一さんなどが受賞しています。
本作は、ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭のほかに、LAで開催されるFantastic Fest 、スペイン・シッチェス国際映画祭ORBITA部門(10/3〜10/13)、台湾・高雄国際映画祭(10/12〜10/27)での上映も決定しています。
主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清がおくる、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、今年9月27日より全国劇場より公開です!ぜひご期待ください。
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©2024「Cloud」製作委員会